回旋(かいせん)の。。。あれこれ!
“回旋”回転”に関する英語を列記してみました。
convolution
gyration
revolution
rotation
round
screw
spin
turn
まだ他にもあると思います。
関節の動きを英語で
内転・外転 Adduction・Abduction
回内・回外 Pronation・Supination
では、回旋運動は Rotation で
内旋・外旋は Inner Rotation・External Rotation
関西大学の小田伸午教授は、日本語は形容詞を用いて動作を表現すると言われます。
例えば、走る。
走るにも
ゆっくり走る・早く走る
英語にすると Jog・Sprint
Runに形容詞をつけるようなことをしない。
英語は、動詞で表現する言葉であるそうです。
単に「回る」という表現もそれぞれにシチュエーションによって使い分けられているんです。
たまには、動作を英語で考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
以前、競輪選手は感が良い!と言うことをブログに書きました。
私を例に挙げると約30年間で2367レース走り、シーズンオフ無しで走り続けました。
その感覚は今でもあります。
何が言いたいかと言うと
“外旋” “回転” “走る” の言葉だけにとらわれず、シチュエーションで種類があるということも理解することが重要なんです。
練習を追い込んで疲れた時の外旋はどうなるか?
今は調子の良い時の外旋なのか?悪い時の外旋なのか?
早く走っている時の回転なのか?ゆっくり走っている時の回転なのか?
夏と冬など季節でも違うと思います。
野球の投手ならば、2回でのピッチングでの外旋はどうなのか?
5回でのピッチングでの外旋はどうなのか?
ブルペンでのピッチングでの外旋の感覚も違うと思います。
一般の方でも、若い方の外旋なのか?お年寄りの外旋なのか?
この外旋トレーニングは何の目的の為の外旋トレーニングなのか?
これだけ説明すれば、もうお解りですね?
言葉の意味をしっかり理解して、その言葉に経験や目的が入らなければ運動、スポーツに生かすことはできないんです。
闇雲に言葉を捉えてしまうことは全てが雑になります。
これらのことは、パフォーマンスを上げるためにはとても重要なことです。