水平感覚の。。。あれこれ!㉘
今回は肘関節から先の前腕の動きについての勉強です。
肘から先の骨格を想像出来ますか?
解剖学を学んだ事がある人はわかると思いますが、知らない方に少し説明しますね。
肘関節から手の先に向かう骨格は
⚫︎ 尺骨
⚫︎ 橈骨
二本の骨からなります。
この二本の骨はどんな役目をしているかと言うと
一度、次の説明で試してみて下さい。
上の図のように右手で鍵を鍵穴に入れた状態を想定して下さい。
その鍵穴に入れた鍵を反時計方向(つまり鍵を閉じる)に回す時の動き
この前腕の運動を”回内”と言い
この運動で使われる筋肉は回内筋と言います。
次に、今度はこの動きと逆の動き
先ほどのように鍵穴に入れた鍵を時計方向(つまり鍵を開ける)に回す動き
この前腕の運動を”回外”と言い
この運動で使われる筋肉を回外筋と言います。
この回内、回外を素早く交互に繰り返すことを、回内回外運動と言います。
皆さんがふだん何気なく使っている前腕の動きこの動きがボールを持つ手、ラケットを握る手
生活からスポーツまであらゆる場面で使われています。
二本の骨からなっている前腕の動きも理解する事は水平感覚にも重要なことです。