水平感覚の。。。あれこれ!⑥
昨日紹介した動物の水平感覚いかがでしたか?
よく動物の筋肉を例えて比べる方はたくさんいますが、水平感覚までは気にされませんよね。
もちろん筋肉も重要ですが、その筋肉のパフォーマンスを上げるのが水平感覚と言っても良いですね。
今日の競技は自転車です。
この写真、北京オリンピックの自転車競技!
ご存知ない方に少し説明しますね。
自転車競技の競技場はバンクと呼ばれコーナーには傾斜があります。
この傾斜の最大傾斜角は、45度! 目の前で見たら壁です!
2番目に走る選手はブロンズメダリスト日本の永井清史 選手です。
永井選手の頭部に注目して下さい、カンペルラインで目線は水平です。
ここで思い出してもらいたいのが、今までのブログ!
⚫︎高速移動
⚫︎足元の滑りやすい移動
⚫︎空中での移動
⚫︎傾斜での移動
先日書いた誰もが同じ基準の垂直が基準になってカンペルラインと目線で水平感覚ができています。
それぞれ違う競技でも重心を操る正しい筋肉を使いながらカンペルラインの水平感覚を作り出しています。
次の写真
競輪の脚見せ中にワザと蛇行する浅井康太選手。
脚見せとは本番のレースの前に行われます自由走行、本番とは違いスピードはゆっくりです。
この遅いスピードで蛇行をしながら重心移動の確認をカンペルラインで行っています。
本番ではないこんな場面でも絶え間ない絶対的水平感覚の確認をしているんですよ!