水平感覚の。。。あれこれ!②
水平感覚を語る前に、、まずは紹介したいものがあります。
● 剣豪 宮本武蔵が著した 『五輪書』
『五輪書』とは宮本武蔵が自分の言葉で武芸を記したものです。
この『五輪書』の中に
「 鼻すじ直にして、少し頤(おとがい)を出す心なり」
と書かれているものがあります。
下の図
フランクフルト平面
カンペル平面
このフランクフルト平面、カンペル平面は歯学の噛み合わせなどで用いられる用語ですが
これらの用語をフランクフルトライン、カンペルラインとして使い運動動作を最初に説いたのは師匠の小山田良治です。
最近巷では、これらのラインの用語を用いて形にするだけで良しとする指導をされている方がいるそうですが、、
何をもってして地面と水平にしているのか??
顎を上げるだけで良いのか?
深く理解せず形だけの指導では体を固めるだけで運動能力が低下するのは言うまでもありません。
あえて、宮本武蔵の『五輪書』を用いている事でその内容が深いことは理解して頂けると思いますが。。。
あなたは、フランクフルトライン、カンペルライン、普段どちらの顔で動いていますか?
続きは明日。。。